整形外科とは、一口で言えば骨や関節と、それを保護・補強する筋肉や靱帯、腱などの疾患を取り扱う医療分野です。
整形外科での治療は、単に痛みを取り除くだけでなく、人体としての運動機能や能力を元通りに回復させることが求められます。
もし、不幸にしてひどい事故などによって十分な機能回復に至らなかったとしても、残った運動能力を最大限に活用する必要があり、そのための治療後のリハビリテーションもまた、整形外科が担う大きな役割といえます。
さらに、近年における健康への意識の高まりを背景にしたスポーツの隆盛時代を反映して、スポーツによる「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」も目立っています。この分野においても、冨田整形外科では「スポーツ外来」という専門外来を設け、スポーツ外傷・スポーツ障害の患者さんを数多く診ております。
脊椎疾患に対しても研究・診察をおこなっており、 その経験をもとに現在も脊椎専門医と連携して治療をおこなっております。
これは、スポーツ外来における症例の幅広さや奥深さが、一般の治療へと帰するものが実に多いことに加え、プロ選手などトップアスリートを目指す前途ある青少年の夢を実現させるために、“予防としてのスポーツ医学”を普及させていく役割もまた、私たち専門医に求められていると考えるからです。
冨田整形外科の基本は、「患者さん一人ひとりの症状に応じた適切な治療をおこなう」ということです。 そうしてこそ適切なリハビリテーションが成り立ち、患者さんとの信頼関係を築くことができると考えています。 また迅速対応も治療には必須条件です。「適切な処置」を「迅速におこなう」ことが、より良い治療結果に繋がるからです。手術の場合もより迅速に対応できるよう、各分野のスペシャリストと連携が取れるシステムを用意しております。
目標は寝たきりの高齢者を無くすこと。その目標を達成できる冨田整形外科であるよう、そしてより良い治療を求めていただける病院であるよう、精進を重ねてまいりたいと思っております。